― スノーボードの表現を競い、称え合う、そして広めてゆく ―
2025年11月8日(土)、東京・渋谷のPLAT SHIBUYAにて開催された本イベントには、約130名の来場者が集まりました。今年もスノーボード作品を来場者とクリエイターが一体となって楽しむ熱いイベントになりました。昨年のテーマは「作品の拡張性」でしたが、今年は「バズを狙うことよりも、表現として深く心に刺さる作品」を重視。スノーボード作品としての“面白さ”や“強度”を重視したコンセプトで開催されました。事前応募では約50作品が集まり、その中から一次審査を通過した作品が、11月8日(土)の会場で上映・展示されました。

スノーボード作品にどっぷり浸かる4時間
会場となったPLAT SHIBUYAには、夕方から多くの観客が集まり、映像上映と写真展示が行われました。
上映のたびに歓声や拍手が起こり、会場全体が一体感に包まれました。来場者は選りすぐりのスノーボード作品を思い思いに楽しみ、クリエイター同士の交流や刺激の場としても充実した時間となりました。




映像部門:一次審査を通過した9作品を上映
映像部門では、一次審査を通過した9名のクリエイターによる作品が上映。ストリート、バックカントリー、ドキュメンタリーなど、各作品が異なるテーマをもとに制作され、撮影・編集・構成の面でも多様な表現が見られました。
上映作品一覧
- 伊藤 冬樹「Crossing Wave」
- 野々垣 瑠「スノーボードだいすき」
- 橋本 昌征「HEAD RUSH」
- Lowed Service 坂本翔大「PURPOSE」
- 藤原 圭吾「Dawn」
- 千葉 諭「Hikari - 光 -」
- 星野 高行「RIDE BEYOND FORM」
- 田島 継二「Lines Of Life」
- 平井 里空「ryo aizawa」




写真部門:一次審査を通過した6名による展示
会場内では6名のフォトクリエイターによる作品を展示。視点やスタイルの異なる作品が並びました。
展示作品一覧
- 大林 陵司「36.32,137.30」
- 岩井 柊太「03,Trifecta」
- 花坂 孝「Simple Pleasure」
- kenatarosnow「water」
- マツダ ケンタロウ「Energy」
- 平井 里空「トリプルダウン」



審査と講評
審査は、映像・スノーボード・BMX・音楽など異なるカルチャー分野で活躍する5名のプロフェッショナルが担当。ライディングスキル、構成力、撮影・編集技術、芸術性などの観点から評価が行われました。
審査員一覧
- 川崎 清正(映像作家 / KIYO FILM)
- 佐藤 秀平(プロスノーボーダー / SIMS)
- 白石 大輔(プロBMXライダー / メディアクリエイター)
- Miyon(プロスノーボーダー / デザイナー)
- Blazz(音楽プロデューサー / 映像作家)



特別上映:片山來夢「IGNITE—SKETCHY SUNCA」
イベント後半には、片山來夢による「IGNITE—SKETCHY SUNCA」を上映。

ご協賛企業のブースも出展
Blackmagic Design社のブースの出展もあり、来場したクリエイターはプロダクトやサービスについて聞き入っていました。



受賞作品
審査の結果、各部門で以下の作品が選出されました。表彰式では、受賞者に賞状と副賞が授与されました。
・映像部門大賞
田島 継二「Lines Of Life」 (賞金40万円)

・映像部門特別賞(Blackmagic Design賞)
Lowed Service 坂本翔大「PURPOSE」

・ 写真部門大賞
岩井 柊太「03,Trifecta」 (賞金10万円)

・ショート動画部門大賞
平井 里空「トリプルダウン」 (賞金10万円)

総評:作品のクオリティの高さを感じたイベントに
COWDAY SNOW CREATIVE FEST 2025は、昨年を上回るクオリティの高い作品が多く集まり、クリエイターの方々の進化を非常に感じるイベントとなりました。スノーボード作品としての面白さはもちろん、熱意や気持ち、そしてスノーボードへの愛が伝わる作品が多く、見る人の心を動かす内容が揃いました。来年以降も、より完成度の高い作品が集まり、スノーボード表現を競い合い、称え合う場として発展していくことを期待しています。COWDAYは今後も、このイベントを継続的に開催し、スノーボードカルチャーとクリエイティブの可能性を広げていけるよう努めてまいります。
COWDAY SNOW CREATIVE FEST 2025
開催日:2025年11月8日(土)
会場:PLAT SHIBUYA(東京・原宿)
主催:COWDAY実行委員
運営:SIDEWAY Co., Ltd.
